Spider AFの導入で、約219万円の無駄な広告費を削減

世界中のスポーツ&エンタメイベントチケットを取り扱う「P1 Travel」がSpider AFを導入し、月々のROASを安定化。不正クリック対策により、効率的な広告運用へ。
グローバルに広告を配信する中で感じた“違和感”
P1 Travel(https://p1travel.com)は、世界最大級のイベントへのチケットを販売するグローバルなチケット販売企業です。プレミアリーグの試合やF1レース、ウェンブリー・スタジアムでのコンサートなど、多彩なイベントに対応しています。
P1 Travelのチームはパフォーマンスマーケティングに強く注力しており、グローバルなスポーツ&エンターテインメントという、最も競争が激しくスピード感のある広告市場で日々運用を行っています。
同社は、グローバル向けに広告キャンペーンを運用しており、そこではアドフラウド(広告詐欺)や無駄な広告費のリスクが飛躍的に高まっていました。彼らは、広告プラットフォームで報告されたクリック数とGoogleアナリティクスで確認できるクリック数の間に乖離があることに気づき、不正なトラフィックの存在を疑うようになりました。
Spider AF導入の背景
「私たちはGoogleをはじめ、ほとんどの広告チャネルでCPC(クリック単価)が上昇していていることに悩んでいた。特に、P-Maxやデマンドジェネレーションキャンペーンでは、広告プラットフォームが報告するクリック数と、Google Analyticsで実際に確認できるクリック数の差が非常に大きかったからです。」
「私たちはグローバルに広告を配信しているため、特定の条件や国を簡単に除外することができません。結果として、不正クリックのリスクも高まり、広告費の無駄がどうしても発生してしまう。そこにSpiderなら解決できると考えました。」
Spider AFに期待していたこと
— 導入前に、Spider AFにどのような課題解決を期待していましたか?
「“本物ではない”トラフィックが来ている感覚がありました。そのため、私たちは何が起きているのかを可視化できるツールを探していたんです。」
重視する広告KPI
— 広告キャンペーンの成果を測るうえで、特に重視しているKPIは何ですか?
「私達の主な目標はイベントチケットの完売ですが、ROASの達成や予算内での運用も重要視しています。最も重視しているのは、キャンペーンのROAS(広告費用対効果)です。また、コンバージョン率や平均注文単価といったサブ指標も常に意識しています。」
Spider AF導入後の実感と成果
トライアル開始時の印象
— Spider AFのトライアルを始めた際、最初の印象はいかがでしたか?特に印象に残った点があれば教えてください。
「コミュニケーションはスムーズでした。やり取りのハードルが低く、連絡も取りやすかったです。そして、ツール自体もとても見やすい作りでした。Spider AFは深く注視しなくても、パッと必要なデータが見れますし、もっと掘り下げて見たいときにも問題ない構造になっています。」
約219万円の無駄な広告費削減による影響
— Spider AFの導入によって、約219万円の無駄な広告費を削減できたとのことですが、ビジネスやマーケティングにどのような影響がありましたか?
「私たちの市場は変数が多すぎて明確な因果関係を特定するのは難しいのですが、Spider AFを導入して以来、ROASが一貫して改善しているのは事実です。」
▼ 2025年1月〜5月 不正クリックによる広告費削減額(月別グラフ)
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—定量的な改善は見られましたか?
「確認のために、除外されているIPアドレスをチェックしてみたんですが、明らかに不正なトラフィックでした。無駄な広告費が削減されて、予算をより効率的に使えるようになっています。」
—これらの変化について、どのように感じていますか?
「私たちのビジネスは需要に左右されるので、ROASへの影響ははっきりと可視化することは難しいですが、不正なトラフィックを止められているのは確かなので、間違いなく何らかの効果は出ていると思います。」
—ダッシュボードによると、不正クリックの80%がデータセンターからのものでした。この気づきについてどう感じましたか?
「それはある程度、予想していた結果でしたね。特にチケット業界では、競合がキャンペーンを妨害したり、広告費を消耗させようとしたり、価格情報をスクレイピングしたり、サイトを自動でチェックしていることが多いんです。ですから、データセンター経由で来ているというのはむしろ納得のいく結果でした。」
追加で得られたメリット
— Spider AFの導入によって、予想していなかった副次的な効果や変化はありましたか?
「弊社のデータチームが、Spider AFが提供する“ボットかどうか”や“不正トラフィックかどうか”という情報をPower BIのダッシュボードにも組み込むようになりました。これにより、その種のトラフィックの急増も可視化できるようになったのは、嬉しい副産物でしたね。」
今後の展望
— Spider AF導入後、今後さらに解決したい課題や改善したいポイントはありますか?
「次のステップとしては、さらに細かくチューニングしていきたいですね。特に、今“G-masking”と一括りにされている項目が、もし可能であればもう少しカテゴリごとに分けられると嬉しいです。最適化の余地があるかもしれません。」
フィードバックとご要望
— Spider AFやサポートにおいて、特に価値を感じている点はどこですか?
「最も良かったのは、ブロックされたクリックの数だけでなく、“なぜブロックされたのか”という理由まで明確に見えるところです。たとえば、“イギリスからの訪問と見せかけて、実際はシンガポールからだった”といった詳細ですね。IPや位置情報、トリガー理由まで把握できるのは本当に有益でした。」
「ジオマスキングをもう少し明確に分けられると良いと思いますが、個人的には各プラットフォームでのボットトラフィックの違いが可視化された点に驚きました。たとえば、Facebookからのボットトラフィックはほぼゼロだった一方で、Googleは多かった。ちょうど私たちが最も使っているチャネルなので、非常に興味深かったです。」
— 今後、Spider AFに追加してほしい機能や改善点はありますか?
「日付の範囲が6ヶ月や1年分のデータを自分たちで振り返れるようになれば、かなり便利になると思います。」
その他の課題について
— 不正クリック以外に、デジタル広告の中で課題として感じていることはありますか?
「はい、間違いなくあります。Googleの“ブラックボックス化”がどんどん進んでいて、どのキーワードや検索語句で広告が表示されているのか、ほとんど分からなくなってきています。」
「それがSpider AFで直接解決できるかどうかは分かりませんが、これは広告運用全体の構造的な課題です。でも、Spider AFが不正クリックをブロックすることで、広告運用の不透明さが少し解消されているのは確かです。ですので、そこに対する支援は本当にありがたいです。」
— 本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。今後もSpider AFは、皆さまの広告運用を全力で支援してまいります!
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