クライアントからの信頼回復。Spider AFの導入により半年間で2,280万円もの広告費とブランド価値を守る
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シンガポール拠点のフルファネル型パフォーマンスマーケティング代理店「OOm Pte Ltd」は、深刻な課題に直面していました。無効クリックの増加と低品質な広告配信先が、クライアントの広告費用対効果(ROI)とブランド価値を脅かしていたのです。 しかし、Spider AFを導入したことにより、OOmは14万3,000件以上の不正クリックをブロックし、6か月でおよそ15万4,200ドル(約2,280万円)の広告費の無駄削減に成功。透明性と成果のあるデジタル広告運用により、クライアントからの信頼も回復したといいます。
はじめに:成果にこだわる運用を支える姿勢
ー自己紹介とご担当業務について教えてください。
OOm Pte LtdのSMEアカウントディレクター、Xuan Qi Simです。私はシンガポール国内の中小企業クライアントを担当するアカウントマネージャーのチームを統括しています。
ー御社の事業内容について教えてください。
OOmは、Google・Meta・LinkedIn・TikTokなどの有料広告運用をはじめ、SEOやSNSコンテンツ制作、Web制作までを一気通貫で提供するフルファネル型のマーケティングエージェンシーです。また、自社で「OOm Institute」というデジタルマーケティングの教育機関も運営しており、SEOや解析、AI、SNSに関する講座を通じて、クライアント企業の内製化も支援しています。
ー業務の目的について教えてください。
私たちの目標は、クライアントの成長に貢献することです。質の高いリードの獲得と、測定可能な成果の提供にこだわっています。成果を出し続け、長期的に信頼されることが、私たち自身の成功にもつながります。
しかし、広告運用が進化し、特にGoogleのP-MaxのようなAIドリブンなキャンペーンが増える中で、OOmは「無効クリック」や「低品質な広告表示先」といった新たな課題に直面するようになりました。
課題:一見良好な数値の裏に潜む不正クリック
OOmが抱えていた最大の課題は2つありました。
1つは無効クリックを確実にブロックすること。もう1つは、信頼できる配信先にのみ広告を表示し、価値のある成果を出すことでした。
ーSpider AF導入前、どのようなアドフラウドの課題がありましたか?
地域ターゲティングでシンガポールを指定しているのに、ロシアや中東といった関係のない地域からリードが発生してしまっていました。P-Maxキャンペーンでは、見かけ上の数値は良く見えるのですが、配信先が開示されず、実際には質の低いサイトや不正なメディアが含まれていました。
ーこれらの課題はクライアントにどう影響しましたか?
「なぜこんな怪しいサイトに広告が出ているのか」「関係ない地域からのリードが多いのはなぜか」といった問い合わせが増えました。配信先を手作業で確認して説明するのは非常に時間がかかり、信頼関係にも悪影響がありました。
従来使っていた不正クリック対策ツールは検索広告にしか対応しておらず、P-Maxやディスプレイ広告の対策ができませんでした。また、各クライアントごとに導入の承認が必要で、運用の妨げにもなっていました。
一方、Spider AFはP-Maxを含むすべての広告タイプに対応し、不正クリックだけでなく、配信先の不正も検出・ブロックできる唯一のツールでした。
解決策:P-Maxに対応するパートナーを選定
複数のツールを比較検討した結果、OOmはP-Maxとディスプレイ広告に対応している点を決め手に、Spider AFを選びました。
ーSpider AFを選んだ理由は?
P-Maxとディスプレイ広告の保護ができる唯一のツールだったからです。また、他のツールは比較した際にSpiderAFよりも3~4倍も高額だったことも決め手の一つでした。
ー導入プロセスはいかがでしたか?
とてもスムーズでした。クライアントからの承認を毎回取らなくてもよく、アカウントを直接Spider AFに接続するだけですぐに検知・ブロックを開始することができました。
ー導入直後に印象的だった点は?
透明性の高さ、使いやすさ、そしてSlackでの迅速なサポートがとても印象的でした。
導入成果:信頼回復と広告費の最適化
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導入からわずか6か月で、OOmは143,947件の不正クリックをブロックし、無効クリック率は平均3.73%を維持。無駄な広告費の削減額は、総額で154,200ドル(約2,280万円)に達し、2025年6月には月間で30,100ドル(約445万円)の無駄な広告費を削減。
ーこれらの成果が、運用やクライアントにどう影響しましたか?
無効リードや怪しい配信先についてのクレームが大幅に減りました。むしろ「何も言われない=問題がない」という状態になっており、クライアントの信頼が明らかに回復しています。
ーブランド保護の観点ではどうでしょう?
P-Maxのような新しいキャンペーンを提案しても、Spider AFで保護できているという安心感があるため、クライアントも前向きに受け入れてくれるようになりました。
ークライアントからの反応は?
Spider AFについて直接言及されることは少ないですが、リードの質に関する問い合わせが減り、継続率が高まっていることが何よりの証拠です。
また、Spider AFの管理画面はレポートツールとしても非常に役立っています。
「キャンペーンごとのブロック状況を公開することで、『P-Max配信でも予算が守られている』と伝えられます」とXuan Qi氏は話します。
共創による進化:Agency Dashboardの誕生
OOmが抱えていた「複数クライアントの管理」の課題が、Spider AFによる「Agency Dashboard」の開発を後押ししました。
ーAgency Dashboardによって、業務はどう変わりましたか?
アカウントを自分たちで追加できるようになり、サポートを待たずに連携作業が進められるようになったことで非常に効率的化され、新しいクライアントの立ち上げもスムーズになりました。
OOmではこのDashboardを自社の強みとして活用しています。
「Spider AFによる不正対策があることで、提案資料にも自信を持って盛り込めるようになりました」とXuan Qi氏。
ー今後追加してほしい機能はありますか?
不要になったアカウントの削除や、未完了の連携に関するアラートなどがあるとより良いですね。すでにSpider AF側で開発が進んでいると聞いています。
今後の展望
ー今後もSpider AFをどう活用していきたいですか?
Googleなどが新たに展開するAI主導の広告フォーマットでも、引き続き予算保護に活用していきたいです。
ーSpider AFのどの部分が最も価値を感じますか?
効果的なプラットフォームと、Slackでの丁寧なサポートの両方がそろっているところです。
ーSpider AFを他社に勧めるとしたら?
8点(10点満点中)です。非常に効果的で使いやすいですが、ある程度の広告費がある企業向けだと思います。
ー今後、Spider AFに期待することは?
Metaなどのアプリ内広告での不正対策は、今も大きな課題なので、今後の進化に期待しています。
最後に
OOmにとってSpider AFは、単なる不正対策ツールにとどまりませんでした。
ブランドの信頼を守り、広告パフォーマンスを改善し、クライアントとの信頼関係を強化する大きな武器となったのです。
「Spider AFのおかげで、広告費を守りつつ正当なコンバージョンを生み、高品質な配信先で広告を展開できています。Agency Dashboardのおかげで複数クライアントの管理も効率化され、業界の先駆者としてのポジション確立にもつながっています」とXuan Qi氏は締めくくります。
OOm Pte Ltdのサービス詳細はこちら:https://www.oom.com.sg/
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