株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役:大月聡子、以下「Spider Labs」)は、2026年1月1日から6月30日までにアドフラウド対策ツール「Spider AF」で計測した40.06億件の有料広告クリックを分析し、「2026年上期アドフラウド調査レポート」を公開しました。
2026年上期のアドフラウド発生率は5.58%となり、2025年通年の4.32%から1.26ポイント上昇しました。電通発表の2026年インターネット広告媒体費予測を基に市場規模へ換算すると、上期相当の推計被害額は999億9,000万円です。下期も同水準が続いた場合、年間では約2,000億円規模となる可能性があります。
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https://jp.spideraf.com/adfraud-report-whitepaper-2026-firsthalf
アドフラウドとは?
アドフラウドとは、botによる自動クリックや重複クリック、接続元の国・地域の偽装など、広告効果に寄与しない無効な広告トラフィックの総称です。
無効クリックや無効CVが広告データに混ざると、広告効果を正しく判断できなくなるほか、AIによる広告配信の最適化にも影響を及ぼす可能性があります。
調査実施の背景
デジタル広告では、AIが配信先や予算配分を自動で調整する仕組みの活用が広がる一方、広告主が掲載先や流入の品質を把握する難易度も高まっています。また、カーソル移動やスクロールなど、人間に近い操作を再現するbotも増加しています。
Spider Labsは、こうした広告配信と無効トラフィックの変化を明らかにし、広告主やマーケターが広告費の使われ方を見直すための参考情報を提供することを目的に、本調査を実施しました。
調査サマリー
上期の推計被害額は999億9,000万円、このまま推移すれば年間約2,000億円規模に
2026年上期のアドフラウド発生率は5.58%となり、2025年通年の4.32%から1.26ポイント上昇しました。市場規模ベースの推計被害額は999億9,000万円で、下期も同水準で推移した場合、年間では当社調査史上初となる約2,000億円規模に達する可能性があります。

※推計被害額は、2026年インターネット広告媒体費予測を2分の1した上期相当額に、Spider AFで観測したアドフラウド発生率5.58%を乗じた市場規模ベースの参考推計です。全国の被害額を直接計測したものではありません。
※2025年・2026年とも同一の集計基準で再計算した値です。過去公表値の2025年通年4.81%とは集計範囲が異なります。
人間に近い挙動を示す高度なbotが増加、構成比は20.4%から64.4%へ
bot系IVTに占める高度な挙動を示すbotの構成比は、2025年1月の20.4%から2026年6月には64.4%まで上昇しました。カーソル移動やスクロールなど、人間に近い操作を再現するbotの比重が高まっています。
なお、botの発生率自体も2025年通年の0.358%から2026年上期は0.798%へ約2.2倍に上昇しており、量の増加と質の高度化が同時に進んでいることが今回の特徴です。

MFAサイト被害額の71%がAI最適化配信経由
MFAサイトとは、広告収益の獲得を主な目的として、広告表示やアクセスを集めるために作られたWebサイトです。
2026年上期にSpider Labsが観測した範囲では、MFAサイトで発生した推定被害額の71%がAI最適化配信経由でした。2025年通年の約62%から約9ポイント上昇しており、広告予算のAI最適化配信へのシフトに伴って、MFA被害の重心も移っています。
調査レポートでは、以下の内容も詳しく紹介
- 業界別アドフラウド発生率ランキング
- 発生率と配信量を掛け合わせたチャネル別リスクマップ
- P-MAXの透明性向上アップデート前後のアドフラウド発生率分析
- Spider AF導入企業による改善事例
- 広告主・マーケターが下期に見直すべき3つのポイント
▼レポート全文はこちら(無料DL)
https://jp.spideraf.com/adfraud-report-whitepaper-2026-firsthalf
本レポートの解説ウェビナーを開催
本レポートの主なデータと、2026年下期に広告主・マーケターが見直すべきポイントを解説する無料ウェビナーを、2026年9月17日12:00より開催します。
無料ウェビナー「データで見る、AI時代の不正クリック― 2026年上期アドフラウドの実態」
詳細・お申し込み:https://events.spideraf.com/20260917-internal-webinar
調査概要
名称:2026年上期アドフラウド調査レポート
調査主体:株式会社Spider Labs
分析対象:「Spider AF」で計測した有料広告トラフィック
分析クリック数:40.06億件
分析広告流通額:推定約5,610億円
調査期間:2026年1月1日~6月30日
調査方法:Spider AFの計測データを集計・分析
Spider AF アドフラウド対策について
アドフラウド対策ツール「Spider AF アドフラウド対策(スパイダーエーエフ)」は、広告出稿の際に必ず一定量発生するアドフラウド(広告不正)を検知・ブロックするツールです。
Spider AFではアドフラウドの被害額の無料診断が可能となっており、誰でも簡単にアドフラウド対策を行えるようタグ設置だけで自動で検知・ブロックすることができます。提供開始以降、アドネットワーク事業者様をはじめ、代理店様、広告主様まで広くご利用頂いています。
株式会社Spider Labsについて
社名:株式会社Spider Labs
本社所在地:東京都港区南青山7-10-3 南青山STビル4階
代表取締役:大月 聡子
事業内容:マーケティングセキュリティSaaS「Spider AF」の企画・開発・運営
アドフラウド・転売・無効CV・アフィリエイト等へのセキュリティソリューション提供
設立:2011年4月
ウェブサイト:https://jp.spideraf.com/


