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【広告運用者必見】アドフラウドがマーケターに与える影響とは?

【広告運用者必見】アドフラウドがマーケターに与える影響とは?
【広告運用者必見】アドフラウドがマーケターに与える影響とは?
目次

いきなりですが、企業が成長するためにはデジタルにおける広告費を投入する(=予算を増やす)ことに関して積極的にとるべき施策だと思います。なぜなら、結局のところデジタル広告は、エンドユーザーに効果的にアプローチでき、かつ結果が最大限見込めるメディアであるということが言えます。つまり企業がリーチ獲得とコンバージョンを求めるためには依然としてデジタル広告を使った施策をすべきです。

しかしながら、同時的に起こりうるアドフラウド(広告詐欺)が企業に与える影響はかなり深刻であり、その解決は困難を極めます。この記事ではアドフラウドが企業および企業の広告担当者にどのような影響を与えるのか、いくつかの悪質な行為を挙げ、それに企業が詐欺と戦うためにどのような手立てがあるのか解説していきます。

9つのデジタルアドフラウドの種類

  1. 隠し広告
  2. 自動リロード
  3. ドメインのなりすまし
  4. ブラウザの自動操作
  5. 不正な広告挿入
  6. ファーム
  7. データセンタートラフィック
  8. クリックフローディング
  9. インストールハイジャック

上記の各項目について、詳しくは説明は以下の記事をご覧ください。

【関連記事】ネット広告詐欺はどのような手口で行われる?アドフラウドの手法9つ

アドフラウドはマーケターにどのような損害を与えているか?

アドフラウドの被害金額と行く先

ネットにおけるアドフラウドは何十年も前から存在していますが、ネット広告の進化とともに切っても切り離せない事と言えます。

国内の2021年のウェブ広告市場の推定値2兆4,300億円というレポート※1から、Spider AFの推測では2021年のアドフラウドの推定年間被害額は1,072億円と推測されます。

※1 出典:株式会社矢野経済研究所「インターネット広告市場に関する調査を実施(2021年)」https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2839 (2022/03/01参照)

この金額が表すように、アドフラウドは常に企業にとっての悩みの種になる存在です。

また、海外ではアドフラウドをかなり問題視しており、2018年米国司法省は、数千万ドルのデジタルアドフラウドを引き起こした2つの国際的なサイバー犯罪組織を解体、起訴しました。

実は1年の間に、世界のアドフラウドの年間発生額は、ドイツの調査会社スタティスタが予測した1,000億ドルにまで急増していることがわかります。因みにSpider AFの調査では、2021年7月から12月までの半年間で解析したウェブ広告の6億9,600万クリックのうち約4.4%の3,062万クリックがアドフラウドであることが判明しました。

そして、アドフラウドで不正に搾取されたお金は、反社会的勢力に渡っていると言われております。

【関連記事】アドフラウド(広告不正)は反社会的勢力の二番目に大きな収入源に

ブランド評価の低下

広告主にとって、ブランドの評判はどのようなビジネス指標や金銭的リターンよりも価値があると言えます。なぜならブランドが消費者の信頼を失うと、再度ブランド価値を高めることは容易ではないからです。

広告主は、広告が表示されるウェブサイトを注視する必要があります。例えば暴力的な内容を掲載しているサイトや、セクシャルなテーマにしたコンテンツなど、誤った情報に関連するコンテンツが自社ブランドと結びつけば評判はガタ落ちになります。

誤った情報を広めるウェブサイトは、しばしば記事の横にメイン広告を配置することで記事の信頼性を高めようとします。なぜこのようなことが可能なのかというと、広告出稿をしている多くの大企業がサードパーティや自動化されたプラットフォームを通じて掲載しているからです。その結果、広告担当者は広告の配置をコントロールできなくなり、企業の価値観を反映しない、あるいは相反する不正なコンテンツの横にブランド広告が表示される可能性が高まります。

ブランドセーフティに関する記事はこちらをご覧ください

【関連記事】ブランディング基礎|ブランドセーフティのポイント3選【事例あり】

広告主は既にアドフラウドによって、ウェブ上における最大限広告のパフォーマンスが発揮されているか理解することが難しくなっており(詳細は後述)、さらにブランド毀損のリスクも加わったりと頭を悩ませることが益々多くなります。

実は「搾取されている」かもしれないデータとは

データ管理をすることはコストがかかるものです。例えば、広告出稿した際のデータを管理で表計算シートを使用していると思いますが、企業からすると出てきた結果に対し様々な意味があるのでは?と思い、データの意味を深く理解しようとかなりの時間を費やします。

このように表れたデータをチェックすることに時間とエネルギーがかかります、しかしもし、その広告運用で不正が起こっており、さらに結果に反映されていた場合どうでしょうか。最初に出てきたデータが間違っていると、その後に続くすべてが無駄になってしまうのです。残念なことにこのような事で多くのマーケティングチームの業務を邪魔してしまっているのです。

つまり不正を働く人は、広告主からお金を吸い上げ、ブランドのイメージを悪化させるだけでなく、あらゆるマーケティング業務の根幹である「データで得られる効果測定」という行動まで邪魔をしてしまっているのです。

例えば、広告からの訪問を100万件記録した場合、そのほとんどがランダムなコンピュータ上のボットからのものであることに気づかず「これが正しい」こととビジネスモデルを変更してしまうと、ほぼ確実に裏目に出ることになってしまいます。

アドフラウド対策はどうすれば良いか

「自分ごと」と意識を変える

まず、広告に携わる人たちはアドフラウドを問題視する必要があります。そして特に広告運用者はより意識して対策を練るなど、積極的に行動する必要があります。広告費が最適に計上されていないこと、不正行為によって顧客の信頼が損なわれ、ビジネスが停止することを企業が認識すれば、企業は不正行為を行っている業者に圧力をかけて、不正行為を一掃する傾向が強まるでしょう。

効果的なツールを使用する

Spider AFは、不正クリックに支払っている無駄な広告の検知とブロックを行います。さらに企業自身のブランドを保護し、広告配信先の検知とブロックを行います。つまり「不正」という脅威から抑制する役割を果たします。

【関連記事】アドフラウド対策ツール「Spider AF」のアドフラウド検知方法を解説!

ただ、実際に自分達がアドフラウドの被害にあっているのか分かりにくいのにツール導入を検討するのはハードルが上がると思います。そのような方でもこちらのページより「無料」でアドフラウド診断を行っていますので、お気軽にお問合せくださいませ。

今後について

最後に重要な事は、マーケターはアドフラウドに関する知識を付け、進化する脅威に対して常に目を光らせるべきです。絶えず変化し続けるインターネット市場に適応し、新たなアドフラウドの手口が発見され、新たな脅威となってしまう前に対応することがとても大切です。

まとめ

アドフラウドは大企業から中小企業まで、デジタル広告を運用している会社ではどこでも起こりうることです。そして無駄に広告費を浪費し、ブランドイメージを低下させ、他のマーケティング業務の効率性を阻害することが分かっています。各々が当事者意識を持ち、アドフラウド対策ツールを導入し、この脅威から自社ブランドを守りましょう。

▶︎▶︎アドフラウド対策ツール”Spider AF”とは?◀︎◀︎

◆Spider AF|国内最大級の“アドフラウド/広告詐欺”対策ツール

Spider AFはアドフラウド/広告詐欺を対策するツールです。不正に搾取されている広告費の検知とブロック、さらにブランドイメージを損なう広告配信先の検知とブロックが可能となります。

導入方法はとてもシンプル。基本的に自社HPに“タグ”を埋め込むだけ、5分ほどで設置ができます。メディアもGoogle広告をはじめ、Yahoo!、各種SNSなど幅広く対応しており、特別な作業が発生することはなく簡単に設定が可能となります。

◆Spider AF|【導入事例】多くの広告主様がご利用

広告運用者や広告主など幅広い事業者様にご利用いただいており、利用いただいている多くの事業者様からさまざまな成果のご報告をいただいております。

具体的には…

・商談に繋がらない無効リード数を95%削除

【関連記事】有効なリードCPAが15%改善 ポーターズ「無効なリードを95%減らせました」

・CPC高騰による月260万円の不正広告費の削減

【関連記事】CPC高騰でお悩みのマーケター必見!月260万円広告費を削減し、広告改善を実現した事例をご紹介

・無効アクセス数10000件の検出とブロック

【関連記事】13日間で73万円の被害額 青山商事「導入しないという選択はない

など。

その他記事はこちらのページでご覧いただけます。

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▶︎▶︎2021下半期年調査レポートを公開しました◀︎◀︎

Spider Labsの最新アドフラウド調査レポートを公開しました。

今回のSpider AFでの調査では2021年7月から12月までの半年間で解析したウェブ広告の6億9,600万クリックのうち、約4.4%にあたる3,062万クリックがアドフラウドであることが判明。これはおよそ15億3,120万円(1クリックあたり50円で計算)規模のアドフラウド被害があったと推測しております。

他にも新たに検出されたアドフラウド被害事例や、詳細数値が無料でご覧いただけます。

ぜひ以下リンクよりご覧ください。

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