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初心者でもわかるアドテクノロジー!仕組みや種類を一から解説!

Webマーケティングや広告運用に携わる人なら「アドテクノロジー」という言葉を一度は目にしたことがあるでしょう。

アドテクノロジーとはインターネット広告に関するシステム全般を指す言葉であり、たとえば「アドネットワーク」「アドエクスチェンジ」などもアドテクノロジーの一種です。アドテクノロジーを一言で説明するのは難しいため、「聞いたことはあるけど正直よくわかっていない…」という方も多いのではないでしょうか。
 

そこで今回は、アドテクノロジーとはいったどういうものなのか、その仕組みや種類について一つひとつ解説していきます。専門用語は使わず、初心者向けにわかりやすく解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
 

アドテクノロジー(アドテク)とは

アドテクノロジーとは「Advertising Technology(アドバタイジングテクノロジー)」の略で、インターネット広告に関するシステム全般を指します。「アドテク」「アドテック」など、略された形で目にする機会も多いでしょう。
アドテクノロジーには、たとえばWebサイト内でユーザー行動を追跡して分析するトラッキングの技術や、トラッキングで得た情報をもとに適切な広告を表示する広告配信技術、また広告主の効果計測をサポートする技術などがあります。 

アドテクノロジーの登場によってユーザーに最適な広告を届けられるようになり、さらに広告の効果も正確に把握できるようになりました。広告主・メディア双方の利益を最大化するうえで、今やアドテクノロジーは欠かせない存在となっています。
 

アドテクノロジーが登場した背景

1994年に初めてインターネット広告が登場した当初、Webページ上に表示されるバナー広告やテキスト広告は「純広告」と呼ばれるシンプルな方式が採用されていました。たとえば「このWebメディアに10月10日〜10月15日まで広告掲載する」というように、広告主がメディアと期間をあらかじめ指定して購入し、期日までに広告を入稿する仕組みです。

しかしこの方法では急な掲載ができないことから広告主は多くのチャンスを逃し、またインターネットの普及にともない広告の管理もどんどん複雑化していきました。これらの問題を解決する手段として誕生したのがアドテクノロジーです。アドテクノロジーではRTB方式(詳しくは後述)を活用することで瞬時に広告を出せるようになり、効果測定や配信予算なども一括で管理できるようになっています。
 

 

アドテクノロジーの種類

アドテクノロジーとひと口に言っても、その中身はさまざまです。ここでは以下3つのカテゴリーに分けて、それぞれのアドテクノロジーを具体的に解説していきます。
 

①メディア(媒体)に関わるアドテクノロジー

②広告主に関わるアドテクノロジー

③ユーザー(ターゲット分析)に関わるアドテクノロジー
 

①メディア(媒体)に関わるアドテクノロジー

まずは、広告の出稿先であるメディア(媒体)に関わるアドテクノロジーをみていきましょう。
 

<アドネットワーク / Ad Newtwork>

アドネットワークとは、WebサイトやSNS、アプリなど、さまざまな広告配信可能なメディアを束ねて広告を配信するネットワークです。これにより、広告配信の際はアドネットワークに加盟しているメディアに一括配信が可能となり、広告枠ごとに契約や配信設定を行う必要がなくりました。
一つひとつのメディアにおけるトラフィック(広告のクリック数)は小さくとも、複数のメディアを集めることにより、全体を通して大量のトラフィックを見込める仕組みとなっています。
 

<アドエクスチェンジ / Ad Exchange> 

アドエクスチェンジとは、複数のメディアやアドネットワークがもつ広告掲載枠を交換できる仕組みです。アドネットワークとの違いがわかりづらいかもしれませんが、アドネットワークは複数のメディアを束ねているのに対し、アドエクスチェンジでは複数のアドネットワークもまとめて管理することができます。
また、アドエクスチェンジはインプレッション(広告の表示回数)ごとに広告枠の価格が決まる仕組みとなっており、より無駄のない広告配信を可能としています。
 

<SSP>

SSPは「Supply Side Platform(サプライサイドプラットフォーム)」の略で、媒体側の収益を最大化させるためのツールです。SSPを活用することで、複数のアドネットワークのなかから最も高い掲載費を支払うことができる広告を自動で配信してくれます。
逆に、広告主側の広告効果を最大化するためのツールをDSP「Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)」と呼びます。
【関連記事】SSPとは?仕組みやメリットなどとともに解説

 

②広告主に関わるアドテクノロジー

続いて、広告主に関わるアドテクノロジーを紹介します。
 

<DSP>

DSPは「Demand Side Platform(デマンドサイドプラットフォーム)」の略で、広告主側の広告出稿の費用対効果を最大化するためのツールです。先ほど説明した、メディア側の収益を最大化させるためのツール「SSP」と連携して機能します。
あらかじめターゲットや予算の設定などをしておくことで、DSPができるだけ低い出稿金額で売り上げを最大化させるために最適な広告配信を一元管理して行います。
【関連記事】DSPとは?仕組みや導入時のメリット・デメリットをまとめて解説!

 

<RTB>

RTBは「Real Time Bidding(リアルタイムビディング)」の略で、広告枠のインプレッションが発生するたびにリアルタイムで入札を行い、もっとも高い金額をつけた広告主の広告を表示する仕組みのことです。
広告主側はDSP、メディア側はSSPでこのRTBの仕組みを使い、オークション形式で広告枠の取引を行います。
 

<リターゲティング>

リターゲティングとは、過去に広告主のWebサイトに訪れたことのあるユーザーに対して広告を配信するシステムです。ユーザーが広告主のサイトからほかサイトに移動したときに、そのユーザーに自社製品やサービスに関する広告を配信します。
リターゲティングは訪問者の行動に応じて効果的な広告を打てるため、通常のバナー広告よりも成果が出やすいターゲティング手法として広く利用されています。
【関連記事】 Google広告のリマーケティングとは?活用すべき3つの理由を解説!

 

③ユーザー(ターゲット分析)に関わるアドテクノロジー

最後3つめに、ユーザー(ターゲット分析)に関わるアドテクノロジーを紹介します。
 

<DMP>

DMPは、「Data Management Platform(データマネジメントプラットフォーム)」の略で、インターネット上に蓄積されたさまざまなデータを一元管理・分析し、マーケティング活動に活かせる情報へと最適化するツールです。
たとえば自社サイトに蓄積されたユーザーデータを活用することで「過去に商品を購入したことのあるユーザーのみに配信する」など、より費用対効果の高いマーケティングが可能となります。
 

 

アドテクノロジー活用にともなうリスク

アドテクノロジーの登場によって広告のデジタル化は急速に進み、効果的かつ効率的な広告配信が可能となりました。その一方で、デジタル広告特有の新たな問題が広告主たちの頭を悩ませています。
 そのひとつが「アドフラウド(広告詐欺)」と呼ばれる問題です。アドフラウドとは、自動プログラムによって広告の表示回数やクリック数を不正に増やし、広告費をかさ増しする行為を指します。アドフラウドについては、別の記事で詳しくご紹介します。

【関連記事】ネット広告詐欺はどのような手口で行われる?アドフラウドの手法9つ
 

また不適切なサイトへの広告掲載にともなうブランド毀損の問題にも注意が必要です。自社広告が違法性のあるサイトや公序良俗に反するサイトへ掲載されれば、企業のイメージダウンにつながってしまう可能性は高いでしょう。
 アドテクノロジー活用にともない、広告主はこれらのリスクにどう対処していくべきかも考えていかなくてはなりません。その対策手段のひとつとして、近年「アドベリフィケーション」への注目が高まっています。
 

アドベリフィケーションの重要性

アドベリフィケーションとは、DSPなどを使って配信した広告の「広告表示状況」を監視する機能のことです。アドベリフィケーションツールの活用によって、広告主のイメージ低下につながるようなサイトに配信されていないか、配信した広告が閲覧可能な状態で表示されているかなどをチェックし配信をコントロールできるようになります。

アドベリフィケーションは、アドフラウドやブランド毀損などに対する有効性はもちろんですが、広告配信の状況を把握するなかで「効果の出ていないサイト」を見分けられるメリットもあります。広告の費用対効果を向上させるうえでも、アドベリフィケーションは有効な施策と言えるでしょう。
 

 

まとめ

今回は初心者向けに、アドテクノロジーの仕組みや種類について解説しました。
 限られた広告予算のなかで最大限の効果を得るために、今やアドテクノロジーの活用は欠かせません。広告の運用担当者でなくても、アドテクノロジーとはいったいどんなものなのか、その全体像はしっかり理解しておくとよいでしょう。
 そしてアドテクノロジー活用にともなう「アドフラウド」や「ブランド毀損」などの問題にも目を向けなければいけません。それらのメリット・デメリットを総合的に考え、会社としてどんなサービスを導入するのが最適なのかを検討していきましょう。

 

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