不正リードの削減で、インサイドセールスの負担を軽減して働き方を改善する
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株式会社IBJ(以下、IBJ)は、結婚相談所や婚活パーティー等を運営する婚活サービス最大手企業です。IBJは結婚相談所サービスを運営していますが、複数の結婚相談所を取り纏める連盟組織の運営も行なっております。連盟に加盟する事業者を募る目的で配信していたGoogle広告のP-MAXにて、不正リードが大量に発生。Spider AFのP-MAX不正検知サービス導入後の結果について、営業本部の川述様に伺いました。
ーまず、ご担当領域を教えてください。
現在はIBJが運営する「IBJ連盟」の中で、結婚相談所を開業される加盟事業者様の募集を目的としたプロモーションを担当しています。 フランチャイズの募集広告に似ており、無料の資料請求や説明会申し込みがCV地点になります。お申し込みいただいた方に対して、電話やメール等でフォローを行い、詳しく商材説明を行った上でご加盟いただく流れです。
ーそういった中で今回の課題を持たれたきっかけはなんだったのでしょうか。
あるタイミングを境に、Google広告のP-MAXで外国語のサイトやMFAサイトへの配信が増えていきました。単にMFAサイトが急増しただけなのか、媒体のアルゴリズムが変更されたのか、CVの機械学習による影響なのか、原因の特定が困難でした。オフラインCV連携やプレースメント除外などのコントロールにも限界があり、正直困っていました。
広告予算全体の60%ほどをGoogle広告とMeta広告に割いていますが、その中でもP-MAXはGoogle広告予算の25%ほどを占めていました。それなりの金額を配信していたこともあり、不正リードや無効リードによって様々な不都合が発生しました。
まずはわかりやすくCPO(申し込み後の成約単価)が悪化してきたので、完全に停止してしまおうかと考えたこともあります。ただ、選択肢を狭め過ぎてしまうと、効率化は進みますが機会損失につながることも事実で、判断が難しかったです。
効率のためだけでなく“働く人のため”でもある
ーP-MAX不正検知サービス導入を決めたきっかけを教えてください。
P-MAX不正検知サービス導入前は、不正・無効リードが1週間で2ケタも発生する週もありました。
お申し込み後のフォローを行う際に、電話番号やメールアドレスのどちらも間違っていて繋がらなかったり、他人の連絡先で登録されて身に覚えがない方に繋がってしまったり、日本語ができる方向けの商材なのに日本語ができない方が申し込んできたりして、インサイドセールスの負担やストレスがかなり増えてしまっていました。
また、Googleに限らずデジタル広告全体に言えることですが、CVしたユーザーの情報をもとに調整されるので、機械学習がかえって悪循環を生んでしまうことになります。せっかく有効なリードが得られる可能性のある経路でも、有効ではないリードで最適化されてしまえば逆効果です。
こういった背景があり、Spider AFのP-MAX不正検知サービスを導入するに至りました。
ーその後、P-MAX不正検知サービスを導入した後の感想などございますか。
導入後にP-MAXの不正・無効リードがしっかりと減っていきました。これによりインサイドセールスの負担も軽減されました。金額換算すると、1ヶ月あたり数十万円のアドフラウド被害を未然に防ぐことに繋がりましたが、弊社としては節約できた金額以上にスタッフが有意義な仕事ができるようになったことが大きいと考えています。
節約できる金額だけで判断していたら、導入には至らなかったと思います。不毛な作業ややり取りをできるだけ減らして、社内のメンバーが適切な業務に時間を使えるようになること。これは金額以上の効果があります。効率と働き方の両立を重視したからこその意思決定でもありました。
弊社のようにウェブ上で完結しない商材を扱っていると、広告の暴走によってインサイドセールスや営業の方の時間が奪われることは、他の企業様でもあるのではないかと想像します。機械学習や自動最適を使った広告配信をされていて、同じ課題を感じたことのある企業様は導入した方がいいですね。
Spider AFに期待することは、ありとあらゆる不正を対策すること
ー「Spider AF」に今後期待することを教えてください
Spider AFの現在の機能には非常に満足しています。今後はさらに対応範囲を広げて、不正CVが発生する前に事前検知したり、防止できたりするツールになって欲しいです。
アドフラウドやMFAサイトなどの不正は、やろうと思えば誰でもできます。そして、アドフラウドそのものを取り締まることができる法律も今のところはありません。また、媒体側も強制力がないことや収益につながっているという理由で、本腰を入れて取り締まることもしません。広告主からすると、広告費を掠め取られるだけでなく、機械学習の悪化によって様々な問題が起きるため、不都合しかありません。
望む人に望む情報が届くような、本来あるべき広告運用に近づけていくためにも、ウェブ上の不正な動きを検知して予防できるツールに、Spider AFがなっていただけると嬉しいです。
ーありがとうございます。インタビューご協力助かりました。
IBJ様のインタビューでお話しいただいた通り、アドフラウドの被害は数値的な問題だけではなく、社内のメンバーの負担につながるケースもあります。広告運用はウェブだけだと考えられていますが、現実でも問題は多数起きています。こう言った課題に対しても国内最大級の広告データの解析も行っている「Spider AF」だからこそ提供できる対策施策が存在します。ぜひこの機会に最長1ヶ月の無料診断が可能ですので下記リンクからお試しください!