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- Web広告市場の広がりとアドフラウド対策の近況
2020年はコロナ禍の影響もあり日本全体で広告市場が縮小したものの、前年比105%でWeb広告市場は依然として拡大し、全体で1兆7,567億円もの広告予算が投下されています。またそのうち運用型広告は1兆4,558億円と大半を占めております(※1)。
実際にSpider AFにて検知しているWeb広告のアドフラウド被害額は5.5億円となり、検知できていないアドフラウドを考えるとこれ以上の規模の広告費が被害にあっていると推測されます。
2021年4月に日本政府は、デジタルプラットフォーム取引透明法の対象にデジタル広告も追加しました。内閣府の発表した最終報告書(※2)では、デジタル広告の不透明さやアドフラウドが横行している点、情報の非対称性や寡占化を問題視しており、その透明化に向けて、世界で初めてデジタル広告のルール整備が進められています。
また6月には、デジタル広告品質認証機構(JICDAQ)が設立され、広告3団体が新組織を発足し、デジタル広告の不正問題に取り組む動きがありました。これらの状況からアドフラウド対策の関心は高まっています。
デジタル広告の不正は、単に広告費を詐取されるだけでなく、広告のエコシステム全体に悪影響を及ぼします。不正がノイズとなり、広告キャンペーンの効果が正しく評価できない、企業や製品のブランド価値が損なわれるなど、多くのリスクを孕んでいます。このリスクに対して、実際にSpider AFにて検知したアドフラウドの実例を今回のレポートではご紹介いたします。
※1 2020年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析(https://www.dentsu.co.jp/news/release/2021/0310-010348.html)
※2 デジタル広告市場の競争評価 最終報告 概要(https://www.soumu.go.jp/main_content/000750217.pdf)
- アドフラウド調査レポート 2021年上半期 目次
・はじめに
・Spider AFについて
・定義
・ウェブ広告
・アドフラウドカテゴリー
・ウェブ広告サマリー
・アドフラウド 無効アクセス
・アドフラウド ネットワーク別のアドフラウド率
・ブランドセーフティ ウェブ広告プレースメント分析
・ウェブ広告におけるアドフラウド事例
・モバイル広告
・モバイル広告サマリー
・モバイル広告におけるアドフラウド事例
・おわりに
アドフラウド調査レポート 2021年上半期(https://get.spideraf.com/adfraud-whitepaper-202109-jp/)
アドフラウド調査レポート 抜粋:アドフラウドカテゴリー
アドフラウド調査レポート 抜粋:モバイル広告サマリー
【株式会社Spider Labsについて】
Spider Labs(スパイダーラボズ)は、日本発のサイバーセキュリティカンパニーです。メインサービスのアドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」は、デジタル広告業界への信頼を高める世界最高水準の認証機関「Trustworthy Accountability Group(TAG)」の不正防止部門から日本及びAPACで初めて認証を取得しており、より信頼性の高い世界最高水準のアドフラウド対策を提供しております。「Building a Safer and Happier future with Automation」というビジョンの元、様々なWow!を皆様に提供してまいります。お楽しみに!
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<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社Spider Labs PR 橋本
E-mail:pr@spider-labs.com