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Instagramのリール広告の意味や設定方法などを一挙解説
最近ではInstagramをビジネスに活用する機会も増えてきました。Instagramをビジネスに活用する方法の1つが、Instagramのリール広告です。ただ、2021年6月にリリースされた比較的新しい機能なので、詳しい内容は分からない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、Instagramのリール広告の意味やメリットなどを解説した上で、リール広告を設定するやり方を解説します。
Instagramのリール広告の意味
まずは、Instagramのリール機能について解説します。リール機能とは、動画に音楽やエフェクトを盛り込める縦長のショートムービー機能です。通常の投稿と同じく「いいね!」「コメント」「シェア」も可能で、フォロワー以外のユーザーにも表示されます。
他には、全画面でダイナミックな広告を配信できることや、広告らしさを抑えて自然に配信できることも特徴です。
最後に、リール広告が表示される場所を、3つ表にまとめます。
リールタブ・Instagram下のタスクバー中央に存在
・下から上にスワイプすると、次のリール広告が表示
発見タブ
・タスクバーの「虫メガネ」マークより、閲覧履歴に基づくおすすめ投稿一覧を閲覧可能
・おすすめのリールとともに、リール広告も閲覧可能
・自社ブランドと親和性高いユーザーにリール広告を見せられる
フィード
・ホーム画面のフィードとフィードの間にリール広告を表示
・リールタブや発見タブを見ていないユーザーにも見られる可能性
Instagramのリール広告のメリット
ここでは、Instagramのリール広告のメリットを3つ解説します。
強い訴求力を有する
リール広告は、リールとリールの間に表示されます。そのため、あまり広告らしさを出さず、自然に広告を配信。また、縦型のフルスクリーンいっぱいに、インパクトある広告を配信することが可能です。
これらの理由から、質の高いリール広告は、ユーザーに対して強い訴求力を有します。
フォロワー数に関係なく視聴されるチャンスがある
Instagramの投稿やストーリーズは、フォロワーのものしか表示されません。そのため、フォロワー数が少ないと閲覧されにくいことが課題でした。
一方、リールではユーザーの行動履歴やフォロワーから、フォロワー以外にもおすすめのリールが表示されます。そのため、リール広告の質が高ければ、フォロワー以外でも多くのユーザーに閲覧される可能性があるのです。
様々な入り口から閲覧される
リール広告の入り口は、多岐にわたります。
・フォロワーのストーリーズ
・フォロワーの投稿
・リール投稿者のプロフィールホーム画面
・発見タブ
・ハッシュタグ検索
・リール上の音源タップ
・リール上のエフェクトタップ
そのため、あらゆる入り口から閲覧されるチャンスがあるのがメリットです。
特に、ハッシュタグからリールを閲覧すると、同一ハッシュタグがついたリールが並びます。そのため、ハッシュタグとリール広告のカテゴリをリンクさせられれば、より効果的です。
Instagramのリール広告の注意点
ここでは、Instagramのリール広告の注意点を2つ解説します。
ノウハウの蓄積が不十分
Instagramのリール広告は、2021年にリリースされたばかりで、2022年現在ではまだノウハウの蓄積が不十分なのが現状です。また、リール広告を出稿している会社自体がまだそこまで多くありません。
そのため、少ない情報を元に、試行錯誤してリール広告を運用していくことが必要になります。ただし、リール広告を出稿している会社が少ない分、様々な取り組みを行って先行者利益を得るチャンスが大きいでしょう。
広告の質が大きく問われる
先ほどメリットで説明したとおり、リール広告は内容がよければフォロワー数に関係なく視聴されるチャンスがあります。
ただ、反対に、フォロワー数が多いアカウントや有名企業のリール広告も、内容が悪ければあまり閲覧されない恐れがあることも注意点です。また、閲覧されてもどこの広告か分からなければ、リール広告を出している意味がありません。
そのため、短くてもインパクトがあり訴求ポイントもわかりやすい、質の高い広告を作ることが、成功のカギになります。場合によっては、広告作成をアウトソーシングすることを検討してもいいかもしれません。
また、Instagramのリール広告を成功させるポイントは、次に解説します。
Instagramのリール広告を成功させるポイント
ここでは、Instagramのリール広告を成功させるポイントを3つ解説します。
縦長フルスクリーンで見られることを前提に広告を作成する
リール広告は、縦長フルスクリーンで表示されます。そのため、正方形や横長の広告をそのまま縦長にするのではなく、縦長で表示されることを前提にデザインを考えて広告を作成しましょう。
また、テキストが画面下部に表示されることも考慮するとより良くなります。
冒頭に強いインパクトを残す
リールは、ユーザーが能動的に検索して閲覧しているわけではありません。そのため、冒頭でユーザーに興味をもってもらえなければ、ユーザーはリールをすぐにスワイプして次の動画に移ってしまいます。
なので、冒頭に強いインパクトを残して、ユーザーに興味をもってもらうことが成功のポイントです。ユーザーに興味をもってもらう工夫の例を、いくつか紹介します。
・ユーザーに悩みや疑問を問いかける
・明確にターゲットを絞り込む
・ビフォーアフターを示す
・ゲームなどのコンテンツの一部を見せる
効果音や音楽を有効活用する
多くの場合、リールでは音声を取り入れたコンテンツが配信されています。そのため、違和感なくリール広告を配信したい場合は、効果音や音楽を有効活用するとベターです。
あえて、無音のリール広告を配信してインパクトを残す方法もあります。ただ基本的には、効果音や音楽を取り入れたリール広告を活用しましょう。
Instagramのリール広告を設定するやり方
ここでは、Instagramのリール広告を設定するやり方を、以下の引用ページより引用して解説します。
1.Meta広告マネージャを開き、[+ 作成]を選択
2.広告の目的を、選択肢より1つ選択
3.広告を作成し、キャンペーンの詳細などを設定
4.[配置]オプションが表示されたら、自動配信か手動配信か選択。
5.CTAを選択し、広告の作成を完了。「公開する」ボタンをクリック。
6.審査が完了するとリール広告が表示されます。
引用:Meta広告マネージャでInstagramリール広告を作成する(https://www.facebook.com/help/instagram/546362593027755)
まとめ
本記事では、Instagramのリール広告の意味やメリットなどを解説した上で、Instagramのリール広告を設定するやり方を解説しました。
Instagramのリール広告は、広告らしさを感じさせずに、ユーザーに違和感を感じさせずに配信できる広告機能です。また、インパクトがあり訴求ポイントも明確な、質の高い広告を配信できれば、フォロワー数が少なくても大きな効果を期待できます。
なお、Instagramのリール広告の効果が思うように上がらない場合、アドフラウド(不正広告)の被害を受けている可能性があります。アドフラウドの被害を受けていないか不安を感じる方は、まずはSpiderAFの無料診断を試してみてください。最大で20%も効果が改善されます。