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PangleはTikTokが運営する最先端の広告|成功事例も解説

PangleはTikTokが運営する最先端の広告|成功事例も解説
PangleはTikTokが運営する最先端の広告|成功事例も解説
目次

若年層に大人気の動画プラットフォームであるTikTok。

2020年6月に「TikTok For Business」がローンチされてからは、SNSマーケティングに取り入れる企業が増えてきました。

TikTok For Businessには、TikTok・Buzz Video・Pangleと配信プラットフォームが3つあります。

今回は、アプリ内の広告に特化したPangleについて、広告の種類や成功事例を解説。前半はメディア向け、後半は広告主向けの内容となっています。

オンライン運用型広告で新規ユーザー獲得を目指す方にとって必見です。

Pangleはモバイル広告のプラットフォーム

Pangleは多様なジャンルに配信可能な、モバイル広告プラットフォームです。

TikTokやBuzz Videoの広告と比べ、アプリ内の広告配信に特化しています。

Pangleの特出した強みは、パブリッシャーに対してアプリの収益化を推進する3つのアプローチです。

画像引用:Pangle公式

広告主と目標や問題を共有し、最新の広告テクノロジーを駆使して、収益の最大化をサポートします。

Pangleはゲームや漫画アプリと相性抜群

プレイアブル広告をはじめ、Pangleの広告フォーマットはゲームや漫画アプリにおいて、高い実績を上げています。

コンテンツの邪魔にならないよう、自然に広告が表示される工夫や、インストールする前にゲームや漫画を試せる手法などが相性の良い理由です。

ユーザーにメリットの多い広告の使い方をすることで、広告に対しての拒否感を抱きにくくなり、その結果高い広告効果がが見込めます。

Pangleの広告は4種類

画像引用:Pangle公式

Pangleには4つの広告フォーマットが用意されています。

  • 動画リワード広告
  • インタースティシャル広告
  • ネイティブ広告
  • プレイアブル広告

それぞれ特徴を解説します。

動画リワード広告(Rewarded Video Ads)

動画リワード広告は、アプリ内で使用可能なアイテムや、無料トライアルの延長などと引き換えに、動画視聴の選択肢をユーザーに提案。

自動的に再生する広告ではなく、ユーザーの意思で視聴する仕組みのため、ユーザー維持率の向上が見込めます。

サポートされている広告のタイプは動画・コンテンツのお試しプレイです。

インタースティシャル広告(Interstitial Ads)

Pangleのインタースティシャル広告は、メインコンテンツの一時停止ポイントにフルスクリーンで表示されます。

コンテンツの中断を最小限に抑えるよう配慮されており、ユーザーは容易にスキップまたはクリックスルーが可能です。

サポートされている広告のタイプは、動画と画像です。

ネイティブ広告(Native Ads)

ネイティブ広告では広告が悪目立ちしないように、アプリのデザインを模倣します。

さらに、ユーザーに対して自然な形で関連するコンテンツに変換されるため、高いクリック率が見込みやすいです。

サポートされている広告のタイプは、テキスト・動画・画像になります。

プレイアブル広告(Playable Ads)

ゲームアプリに対して、特に高い成果を期待できるのがプレイアブル広告です。

アプリのインストール前に広告内でゲームプレイやスコア機能を試せるため、ユーザーエンゲージメントが向上します。

アプリをインストールする時には内容を把握しているので、離脱率やアンインストール率は低く、顧客生涯価値(LTV)が高くなりやすいのが特徴です。

オンライン運用型広告のコツ 

ここからは広告主の方におすすめの内容です。オンライン運用型広告で成果を上げるためのコツを解説します。

配信先とターゲティング

配信先(プレースメント)は、システムが自動で配信先を選定してくれる「自動プレースメント」と手動の「手動プレースメント」から選択できます。

また、ユーザー属性や興味関心をもとにしたターゲティングは、12種類から設定することが可能です。

アカウントの構造と広告セット

アカウント構造は次の3階層で構成されています。

l  キャンペーン

l  広告セット

l  広告

特に広告セットの設定は、広告セット単位で目標に対して最適化されるため、重要なポイントです。

広告セットの設定

目標の最適化を継続するため、設定する配信対象を限定しすぎないように注意しましょう。

入札単価の設定をする場合は、デフォルトで用意されている「入札タイプ」を使用し、高めの入札金額にするのがおすすめ。

入札金額が低いと、インプレッションが出にくかったり配信量がすぐに減ってしまったりする確率が上がるためです。

キャンペーンの目的がコンバージョン・アプリのインストールである場合、広告セットの日予算は「入札(設定CPA)×20以上」にしましょう。

また、広告セットの初期学習に50CV必要であるため、50CVを獲得すると最適化されるので注意が必要です。

動画クリエイティブ制作

クリエイティブ制作に欠かせない動画素材がなくても、静止画やWebサイトから動画クリエイティブを制作可能なテンプレートや動画編集のツールが用意されています。

加えて商用利用可能な音源もあり、自由に使用できます。

TikTok動画エディター人気のTikTok音楽を動画に追加や、動画トリミングやオブジェクト削除などの編集ツールが使用可能です。

スマートビデオサウンドドラック著作権保護された音楽クリップ50万曲以上を無料で利用可能であり、手持ちの動画にBGMとして利用できます。

参照:TikTok for Busines

入札

広告セットの初動学習は、1つの広告セットにつき50CVを要します。

しかし、配信の初動で50CVを獲得するには、日予算CPAに対し、一定倍数の設定が要求されます。

広告セットの配信初動でCVを早急に獲得するためには、目標CPA値の設定方法に工夫が必要です。

オンライン運用型広告の成功事例

オンライン運用型広告を活用した成功事例を2社紹介します。

株式会社BAKE|潮風レモンチーズタルト

画像引用:株式会社BAKE公式ページ

将来の購買層と見込んだ「潜在層」である、10〜20代男女へ商品の認知度を向上させるために広告を配信した例です。

商品において目玉となる、食材の産地を舞台にしたストーリーを動画にしたところ、ターゲットの10〜20代女性から高い反応を得ることに成功。

その結果、設定したKPIのリーチ数40万を大きく上回る、リーチ数70万まで伸び、クリック数についてもKPIを達成しました。

コティスエルト|ジェンダーレスコスメ「iLLO Cosmetics」

画像引用:iLLO公式ページ

 

ブランドの認知獲得を目的にオンライン運用型広告を活用した例です。

広告配信に自社の商品を使用したショート動画を起用し、LPを男女別に用意した上で、ターゲットのセグメントも男性と女性に分けて配信しました。

さらに、広告のクリエイティブを4パターン用意しターゲットの反応を比較検証したところ「メイクのビフォーアフター動画」の反応が良く、インプレッションが増加。

ブランドサイトへの流入数が2〜4倍まで増加という成果を挙げました。

広告料の支払い方法

広告料の支払い方法には手動決済と自動決済があり、アカウントの開設時にどちらにするか選択できます。

Pangleでコンバージョンを最大化する

PangleはTikTok For Businessの豊富な広告市場において、最新のテクノロジーを駆使して成果を上げ続けています。

広告の効果を高めるには、配信先の特性に合わせてクリエイティブを工夫することが大切です。

Pangleならプレイアブル広告をはじめとする、4つの強力なフォーマットを利用すれば、コンバージョンの最大化が可能になります。

さらに専任エキスパートが状況に応じて広告戦略をサポート。担当者のフォローを活用すれば、最適なオンライン運用型広告のプランを選択できます。

導入を検討している企業は、この記事を参考に運用を行ってみましょう。

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