株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子、スパイダーラボズ 以下Spider Labs)は、国内最大級のアドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」のウェブ広告の検知事例を公開しました。
Spider AFは、これまでアドテク事業者様向けにサービス展開をしていましたが、近年の広告主からのデジタル広告の品質および透明性の確保に関するニーズの高まりに対応すべく、今年7月からウェブ広告主向けにサービス提供を開始いたしました。
無効アクセスとは、ユーザーの興味や意図に基づかないアクセスや、悪意のある業者が広告費を無駄に消費させる目的でアクセスを繰り返した場合などに判定される、無駄なクリックやコンバージョンです。近年、クリック代行ビジネスも横行しており、広告媒体側でも不正対策を講じてはいるものの、いたちごっこで防ぎきれずデジタル広告の課題の一つとなっています。
Spider AFを導入し無効アクセスを排除することで、無駄な広告費を削減・ROASを改善するだけでなく、マーケティングの最適化のための正確なデータを生成することが可能です。
導入メリット
- アドフラウド対策
最新のAI分析と独自のアルゴリズムを元にアドフラウドを検知します。
- ブランドセーフティ
ピクセル解析により広告掲載先を確認し、ブランド毀損リスクを最小限に抑えます。
- ユーザー不正対策
各ASPと連携して、多重登録などユーザーによる不正行為を検知し、ブロックします。
- Google広告APIと連携して不正アクセスを自動除外
SpiderAF計測タグで取得した情報を解析し、Google リスティング広告・ディスプレイ広告で不正なIP・配信先を自動除外します。Yahooやその他ASPについては、除外依頼を行います。
- 不正アクセスの結果をレポーティング
配信先ごとに不正なIP・配信面をレポーティングを行うことで透明性がある対策を行います。
検知事例(BtoBソフトウェア会社様):無効プレースメントからのアクセスを約70%排除し、ディスプレイ広告費のおよそ6%を削減。
対策前の課題:インサイドセールスの生産性を大幅に低下させてしまう、デジタル広告経由で獲得するリードの「質」に対して課題があった。また広告配信面の拡大の中で、ブランド毀損のリスクとなる配信面に広告が掲載されていることに対して、消費者から意見があり企業として対策の必要性を感じていた。
結果:Spider AF上で判定した無効なプレースメントからのクリック及びコンバージョンは3ヶ月で約70%減少、ブラックリスト対応による成果がみられた。デジタル広告の質の改善だけでなく、コスト面でも成果があり、ディスプレイ広告費用のおよそ6%を抑制することができた。
無料診断レポート
対策の必要性は感じていなかったものの、無料診断を受けて不正を検知し、ROASを大幅に改善したという企業様も少なくありません。まずは自社の広告が健全に運用されているのか、現状を把握してみましょう。
診断結果をまとめたレポートもお渡ししています。誰でも一目見るだけで広告の状況が理解できるレポートとなっていますので、今後の広告運用やマーケティング施策にお役立てください。