提供開始の背景
2019年国内のデジタル広告費は2兆1048億円(※1)に上り、テレビを初めて上回り急速に発展を遂げる一方、アドフラウド(※2)やブランドセーフティ(※3)といった広告の品質において、多くの課題を抱えています。Spider AFで検知したアドフラウド被害額は、半年間(2019年7月から12月)で約16.7億円となり、国内の被害は何十倍にも及ぶと予測されます。(※4)
これまでウェブの領域において主にアドテク事業者様向けにサービス展開をしてまいりましたが、広告主からのデジタル広告の品質および透明性の確保に関するニーズの高まりに対応すべく、今回のサービス提供に至りました。
- 株式会社 電通「2019年 日本の広告費」(https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0311-010027.html)
- アドフラウド(広告詐欺)とは、デジタル広告配信において人間がアクセスしたように見せかけて広告を表示させ、広告費を詐取する不正行為のこと。
- ブランドセーフティとは、ブランドを毀損する不適切なページやコンテンツに広告が表示されるリスクから、安全性を確保する取り組み。
- Spider AF「アドフラウド調査レポート2020年1月」(https://jp.spideraf.com/adfraud-report-whitepaper-2020-01)
ウェブ広告主向け機能
従来のSpider AFに加え、ウェブ広告主向けの機能を搭載しました。
- アドフラウド対策
最新のAI分析と独自のアルゴリズムを元にアドフラウドを検知します。 - ブランドセーフティ
ピクセル解析により広告掲載先を確認し、ブランド毀損リスクを最小限に抑えます。 - ユーザー不正対策
各ASPと連携して、アフィリエイト広告における不正ユーザーからの成果発生を防ぎます。 - Google広告APIと連携して不正アクセスを自動除外
SpiderAF計測タグで取得した情報を解析し、Google リスティング広告・ディスプレイ広告で不正なIP・配信先を自動除外します。※Yahooやその他ASPについては、除外依頼を行います。 - 不正アクセスの結果をレポーティング
配信先ごとに不正なIP・配信面をレポーティングを行うことで透明性がある対策を行います。
導入メリット
- アドフラウド対策・ブランドセーフ・ユーザー不正の領域を幅広くカバー
アドフラウド対策だけでなく、広告掲載先の品質確保によるブランド毀損リスクを低減させる対策、アカウントの乗っ取りや複数生成によりポイントを取得する不正行為を検知します。 - 手間なく、広告のパフォーマンス向上
全自動なため運用工数をかけることなく不正行為を排除し、広告予算を無駄にしない広告配信が可能です。 - 充実のGoogle Adsプロテクション
Google Adsのサーチ広告、ディスプレイ広告において、常に最新のAI分析とロジックを元に、自動でアラートを出し、不審な配信面、ユーザー、IPを配信をブロックします。
導入企業様の声
株式会社SmartHR マーケティンググループ マネージャー
鈴木 良紀 氏
「アドフラウドやブランドセーフティーに対する取り組みは広告主の立場において重要な課題と捉えており、今回国内外でアドフラウド対策に実績のあるSpider AFのサービス利用を開始致しました。広告の品質を担保しながら、攻めのプロモーションを実施していきたいと思っております。」
料金はデータ使用量によっていくつかプランをご用意しております。詳しくはsales@spider-labs.com 担当:長倉、またはウェブサイトより https://jp.spideraf.com/request-demo お問合せください。 ウェブ広告主サービス紹介: https://jp.spideraf.com/web-advertisers