アドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ 以下「Spider AF」)」を提供する株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子、スパイダーラボズ 以下Spider Labs)は、Headline Asia、三菱UFJキャピタル、Darwin Venture Management、Golden Asia Fundを引受先とした総額5.5億円の第三者割当増資をシリーズBラウンドにて実施したことをお知らせいたします。また「Spider AF」の事業拡大に伴う体制強化のため11のポジションで採用を行っています。採用情報は、こちらからご確認ください。(https://spider-labs.com/careers)
資金調達の目的と背景
「Spider AF」が検知した半年間(2020年7月1日 〜 2020年12月31日)のアドフラウド被害額は、推定39.5億円となり、国内の被害は何十倍にも及ぶと予測されます(※1)。今年施行されたデジタルプラットフォーム取引透明法の対象にデジタル広告も追加され、不透明であるデジタル広告業界のルール整備が2022年以降に進められます。日本政府は透明性を担保するため、民間のアドフラウド対策ツールの導入を推奨しています。このような背景からデジタル広告の品質を検証するアドベリフィケーションの必要性が高まっています(※2)。
Spider Labsはインターネット上で発生する不正を撲滅し、社会課題の解決のために「Building a Safer and Happier future with Automation」のミッションのもと、「Spider AF」の事業拡大を目指してまいります。
※1 アドフラウド調査レポート2020年下半期(https://jp.spideraf.com/adfraud-report-whitepaper-2021-01)
※2 デジタル広告市場の競争評価 最終報告 概要(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/digitalmarket/kyosokaigi/dai5/index.html)
「Spider AF」について
「Spider AF」は誰でも簡単にアドフラウド対策ができる自動化・非属人化に特化したアドフラウド対策ツールです。アドネットワーク事業者様をはじめ、代理店様、広告主様まで広くご利用頂けるツールを目指します。2018年12月には日本初の複数事業者でブラックリストを共有する「SHARED BLACKLIST (シェアードブラックリスト、以下SBL)」の提供を開始いたしました。SBLは、自社またはサービスにおいて収集したアドフラウドの情報を共有することに賛同をいただいた事業者のみが共有できるブラックリストで、各社が一丸となって広告業界の健全化を目指す新たなアドフラウド対策です。(https://jp.spideraf.com)
資金調達の概要
・引受先一覧
Headline Asia
三菱UFJキャピタル
Darwin Venture Management
Golden Asia Fund
・Headline Asia Principal 島川敏明 様
Headline Asia 島川敏明 様
デジタル広告の約20-30%がアドフラウドであり、その損失額は2022年までに870億ドルになると言われています。現状においても、SpiderAFを導入した企業で大きな効果が現れており、日本だけでなく世界に大きなインパクトを与えるサービスになると確信しています。
大月さんとの出会いは2020年12月に開催したLAUNCHPAD SaaSに登壇頂いたことがきっかけでした。初めてリアルでお会いしたときはまさかの臨月で、出産を経て数日後にLAUNCHPADに登壇するという大月さんのパワフルさに驚かされました。3人のお子さんとポルトガル出身の旦那さん(CTO)とオフィスで一緒に仕事をしており、家族と仕事を両立させる姿も。僕自身、最近第一子を授かったので、大月さんは子育ての大先輩でもあります。
公私ともに全力な大月さん率いるSpider LabsをHeadlineとしても全力で応援したいと思っています。
・Spider Labs CEO 大月 聡子 コメント
Spider Labs 大月聡子
昨年冬のSaaS IVSのピッチコンテストにてHeadlineの田中さんと島川さんにお声がけ頂き、最初はあまりにスピーディーな意思決定に半信半疑でした。その後のコミュニケーションから多くの事を学びビジネスに活かすことができ、今回の調達に繋がった事をとても嬉しく思います。また、フォローオンで投資していただいたMUCAP、Darwin Venturesの皆様にも感謝申し上げます。 自分で自分の視野を狭めて悪戦苦闘していた時期、テックタッチプロダクトへの転換というアドバイスを頂き、急に空が明るくなったようでした。 今後プロダクトだけでなくマーケティング、営業もData driven improvement loopを確立し、新しいSpider AF (Anti Fraud)を通じて皆様に安全を提供していきたいと思います。皆さん、お楽しみに!
ダイバーシティを推進するSpider Labs、事業を拡大していく仲間を大募集!
Spider Labsは、社員の誰もが自分らしさを生かし、幸せに働ける職場を提供することが会社の成長を支える基盤になると考えています。そのため国籍や性別、ライフスタイルや価値観を尊重する、ダイバーシティを推進した働きやすい環境づくりに力を入れています。現在も様々な価値観やバックグラウンドをもったメンバーが日本とリスボンの2拠点で働いております。(https://get.spideraf.com/employees-and-benefits-jp/)
数字で知るSpider Labs
・働き方、ライフスタイルの多様性
仕事と子育てを両立しやすい制度が整っています。男性の育休取得は50%で日本の平均取得率12.65%(※3)と比較し約2.5倍の取得率です。また働く親御さんのためのベビールームも完備しています。
・子育て関連支援金
出産手当:1人目は8万円、2人目は6万円支給
月々の子ども手当:1人につき1.5万円支給
ベビーシッター補助:50%支給、緊急事態宣言に伴う臨時休園時は100%保証
・国籍の多様性
正社員の35%が外国籍でポルトガルやアメリカ、アルゼンチン、マレーシア、フィリピン、インドネシアなど様々なナショナリティを持つメンバーが活躍しています。
またビザのサポート率は100%、語学レッスンサポートも整っています。社内の英語使用率は56%で今後は英語を社内公用語とし、グローバル化を推進していきます。
・キャリアの多様性
個人のスキルアップや成長につながることを目的とした副業制度は17%が活用しています。 社内のスキルアップ制度も充実しており、外部研修や勉強会の支援制度や書籍購入、資格取得支援があり、業務の質と幅を向上する環境が整っています。
※3 厚生労働省 令和2年度雇用均等基本調査:https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/71-r02.html
・募集中のポジションについて
多様な価値観と様々なバックグラウンドを持つメンバーが集まるSpider Labsで一緒に働きませんか?
現在、多数のポジションで積極採用を行っております。
・カスタマーサクセス
・国内SaaSセールス
・SDR
・PRスペシャリスト
・コンテンツマーケター
・Web広告運用スペシャリスト
・DevOpsエンジニア
・フルスタックエンジニア
・フロントエンジニア
・経理
・Business Development(事業開発)
各ポジションの詳細については下記の採用情報よりご確認ください。
採用情報:https://spider-labs.com/careers
【株式会社Spider Labsについて】
Spider Labs(スパイダーラボズ)は、日本発のサイバーセキュリティカンパニーです。メインサービスのアドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」は、デジタル広告業界への信頼を高める世界最高水準の認証機関「Trustworthy Accountability Group(TAG)」の不正防止部門から日本及びAPACで初めて認証を取得しており、より信頼性の高い世界最高水準のアドフラウド対策を提供しております。「Building a Safer and Happier future with Automation」というビジョンのもと、様々なWow!を皆様に提供してまいります。お楽しみに!
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Spider Labs PR 橋本
E-mail:pr@spider-labs.com