記事

アドフラウド対策ツール「Spider AF」、広告事業者向けに IPブロックリストサービスを提供開始

アドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ 以下「Spider AF」)」を提供する株式会社Spider Labs(東京都港区、代表取締役社長:大月 聡子、スパイダーラボズ 以下Spider Labs)は、2022年5月から無効なトラフィックが検知されたIPアドレスをリスト化してブロックするIP Blocklist APIを提供開始いたしました。

◆JICDAQが定める無効トラフィックに対応するIP Blocklist API

一般社団法人デジタル広告品質認証機構(以下、JICDAQ)は、下記の3つを無効トラフィックと定めています。(※1)

 

1. 無効なトラフィック/Invalid Traffic(IVT)

広告配信の品質の観点で広告の成果の測定値に含めるべきではないトラフィック。検索エンジンのクローラーのようなプログラムによる悪意のないトラフィックと、作為的にインプレッションやクリックを発⽣させる悪意のある不正なトラフィックがある。

 

2. ⼀般的な無効なトラフィック/General Invalid Traffic(GIVT)

既知のデータセンタートラフィックや検索エンジンのクローラー等、リストの適⽤または、その他の標準化されたパラメータチェックにより実⾏される、定型のフィルタリングで識別可能なトラフィック。

 

3. 悪意のある無効なトラフィック/Sophisticated Invalid Traffic(SIVT) 

⼈によるトラフィックであるかのように偽装しているものなど、様々な種類の無効なトラフィック。不正に広告費を詐取することを⽬的としたアドフラウド(Ad Fraud)によって⽣じるトラフィックも含む。 

上記の3つに該当するIPアドレスを、Spider AFの独自の分析とデイリーで100億件以上解析している広告配信のログデータを元にリスト化してブロックします。IP Blocklist APIをアドネットワークやDSP、SSP各社へ提供することで、JICDAQの定める無効トラフィック対策を可能とし、広告業界の健全性や透明性を高めることを目指して参ります。

※1 ⼀般社団法⼈ デジタル広告品質認証機構(JICDAQ) 無効トラフィック対策認証基準 

(https://www.jicdaq.or.jp/files/dl/dl_017.pdf)

その他JICDAQに関しては以下記事をご覧ください

<関連記事>JICDAQとは?目的や設立背景を解説!ブランドセーフティ / アドフラウド除外

 

◆アドフラウドとは

昨今、広告詐欺・広告不正の総称であるアドフラウドが社会問題として報じられることが多くなりました。アドフラウドの代表的な例としては、競合企業からの執拗な広告クリックを受け広告予算を消化させられたり、広告配信面を持っている悪意ある事業者が自社の広告配信面をクリックし広告収入を不正に得ていることなどが挙げられます。後者の悪意のある事業者の一例として記憶に新しい、著作権違反のコンテンツのアップロードを繰り返していた漫画村などが代表的な例としてあげられます。(※2)

Spider Labsはアドフラウドを検知・対策するツール「Spider AF」を提供し、アドフラウドという社会課題を解決することに努めております。サービスローンチ当初からアメリカの認証機関Trustworthy Accountability Group(以下、TAG)の不正防止(Against Fraud)部門においてAPAC及び日本初で認証されました。(※3)この国際基準であるTAGの認証は2022年も更新し、今回国内での新たな取り組みであるJICDAQの認証も取得した運びとなります。JICDAQの認証取得によって、我々はグローバルスタンダードを保持し、日本市場の不正対策のリーディングカンパニーとして広告業界の健全化に取り組んでまいります。

※2 逮捕された漫画村は、広告主からもお金を盗んでいた件。復活後の後継サイトにも注意。

※3 【アジア初】デジタル広告業界への信頼を高める世界最高水準の認証機関TAGの不正防止部門で認証を取得

 

◆Spider AFについて

「Spider AF」は、広告出稿の際に必ず一定量発生するアドフラウドを検知・ブロックするツールです。アドフラウドは最大で広告費の20%発生しており、一方で発見することが難しいことから、定期的な検査が必要となっています。Spider AFではアドフラウドの被害額の無料診断が可能となっております。誰でも簡単にアドフラウド対策を行えるようタグ設置だけで自動で検知・ブロックすることができます。提供開始以降、アドネットワーク事業者様をはじめ、代理店様、広告主様まで広くご利用頂いています。また、2018年12月には日本初の複数事業者でブラックリストを共有する「SHARED BLACKLIST (シェアードブラックリスト、以下SBL)」の提供を開始しました。SBLは、自社またはサービスにおいて収集したアドフラウドの情報を共有することに賛同した事業者のみが共有できるブラックリストで、各社が一丸となって広告業界の健全化を目指す、新たなアドフラウド対策です。(https://jp.spideraf.com)

 

◆株式会社Spider Labsについて

Spider Labs(スパイダーラボズ)は、日本発のサイバーセキュリティカンパニーです。メインサービスのアドフラウド対策ツール「Spider AF(スパイダーエーエフ)」は、デジタル広告業界への信頼を高める世界最高水準の認証機関「Trustworthy Accountability Group(TAG)」の不正防止部門から日本及びAPACで初めて認証を取得しており、より信頼性の高い世界最高水準のアドフラウド対策を提供しております。「Building a Safer and Happier future with Automation」というビジョンのもと、日本を始め世界中の不正を撲滅するため取り組んでいきます。

URL:https://jp.spideraf.com/about-us