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SNS広告の費用相場や費用対効果を高めるテクニックなどを一挙解説

SNS広告の費用相場や費用対効果を高めるテクニックなどを一挙解説
SNS広告の費用相場や費用対効果を高めるテクニックなどを一挙解説
目次

近年、デジタル広告の需要が大幅に増えています。その1つがSNS広告です。SNS広告にはメリットもデメリットも存在しますが、的確に運用すれば大きな効果が期待できます。ただ、SNS広告の課金方法や費用相場、さらには費用対効果を高める方法についてよくわからない方も多いでしょう。

本記事では、SNS広告の種類・費用・媒体選びの着眼点などを解説します。

SNS広告の課金方法と費用相場

SNS広告の費用は自ら決めることが可能で、設定した金額に達すると自動で配信が停止されます。ここでは、SNS広告の課金方法と費用相場について表にまとめます。

課金方式名費用相場内容・特徴CPC24円~200円/クリック広告がクリックされるごとに課金CPM400円~650円/1,000Imp広告が千回表示されるごとに課金CPI100~250円/インストール広告経由でアプリがインストールされるごとに課金CPV5~20円/再生動画広告が視聴されるごとに課金CPE40~100円/エンゲージメント広告にエンゲージメント(「いいね!」、「リツイート」など)が発生するごとに課金フォロー課金40~100円/フォロー広告経由でフォローされるごとに課金

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SNS広告の種類と費用を比較

ここでは、代表的なSNS媒体を6つ紹介し、それぞれの広告費用を比較します。

媒体名費用特徴Facebook・CPC:100〜200円/クリック

・CPM:100〜500円/1,000Imp

・タイムラインや広告枠など、どこに出稿すればいいかを機械学習で最適化

・提携する広告ネットワークなどとの連携も可能

・画像や動画など、10種類の表示形式

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Twitter

・CPC:24〜200円/クリック

・CPM:400〜650円/1,000Imp

・CPE:40〜100円/エンゲージメント

など

・半数以上のユーザーが情報検索に利用

・拡散しやすいことを活かした戦略が重要

・ビジュアルより言葉のインパクトを活かしたコンテンツが拡散される傾向

YouTube

・CPC:2〜30円/クリック

・CPM:300〜700円/1,000Imp

・後述のTikTokよりも幅広い年齢層で利用されている、動画配信SNS

・テレビ感覚で利用しているユーザーも多数

・6種類の広告フォーマット

・再生時間と再生回数で広告費用決定

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LINE

【Webサイトへのアクセスにおける目安】

・CPC:24円/クリック

・CPM:200円/1,000Imp

・日本国内人口の7割近くと幅広いユーザーが利用し、生活インフラに近い使われ方

・12種類の出稿形式

・商品内容や出稿形式により単価が変動

Instagram

・CPC:40〜100円/クリック

・CPV:4〜7円/再生

・CPI:100〜150円/インストール

など

・若い女性の利用が多かったが、より高い年齢層や男性の利用も増加傾向

・細やかなターゲット設定が可能

・写真だけでなく動画の配信も可能

・広告は3種類

・予算は1日あたりか期間で設定可能

TikTok

・CPC:30〜100円/クリック

・CPM:100〜1,000円/1,000Imp

・CPV:5〜60円/再生

など

・10〜20代の若者ユーザーが多い動画配信SNS

・ユーザーを巻き込んだ企画を実施しやすい

・チャレンジコンテストで、ユーザーに投稿を呼びかけ

・広告は4種類

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SNS広告の費用対効果を高めるための媒体選びの着眼点

ここでは、SNS広告媒体を選ぶ際の着眼点を3つ解説します。

ターゲット層

SNSごとに、主なユーザー層は異なります。例えば、同じ動画配信SNSでも、TikTokは若者のユーザーの割合が多く、Youtubeの方がより幅広い年齢層のユーザーをもっています。よって、若者向けに特化した広告であればTikTokの方が優先度が高い可能性が高いです。

アピールしたい商品の特性

アピールしたい商品の特性も大切な着眼点です。例えば、若い女性向けのレストランなど視覚に強く訴求したい場合は、Instgramは特に大きな効果を発揮しやすくなります。一方、ビジネス向けのセキュリティツールでは、ユーザー年齢層の高いFacebookの方がより効果が高いでしょう。

配信の目的

配信の目的にも注目しましょう。例えば、LINEはクローズドなコミュニティで、見込み客の教育に向いています。一方、Twitterなどは潜在客へのアプローチ向きです。このように、認知拡大や見込み客の教育、販売促進など、配信の目的を明確にすることで、最適な媒体を選択しやすくなります。

SNS広告の費用対効果を高めるための運用テクニック

SNS広告の効果を検証するには、的確に指標を設定して定量的に効果測定を行うことが大切です。ここでは、SNS広告の費用対効果を高めるための運用テクニックを、3つ解説します。

【関連記事】ROI・ROAS・CPAの違いとは?各指標を学んで広告投資効果を測定しよう!(https://jp.spideraf.com/media/articles/difference-between-ROI-ROAS-and-CPA

ターゲティングの最適化

SNS広告では、年齢や住所などで詳細なターゲティングが可能です。そのため、目的に応じて適切なターゲットを選定することで、より費用対効果を高められるでしょう。ただし、ターゲットを絞り込みすぎると、広告の配信ボリュームが低下することには注意が必要です。

フリークエンシー設定

フリークエンシー設定とは、広告配信頻度の設定のことです。同じユーザーに何度も同じ広告を配信しすぎないよう、フリークエンシー設定で配信回数を制限することで、無駄な広告費をカットできます。

【関連記事】リーチとフリークエンシーの違いとは?設定方法と正しく理解すべき指標(https://jp.spideraf.com/media/articles/what-is-frequency

リターゲティング配信

リターゲティング配信とは、商品やサービスをすでに認知しているユーザー向けに広告を配信するものです。リターゲティング配信は、CVRが高い傾向にあるとされています。そのため、リターゲティング配信を効果的に実施すれば、SNS広告の費用対効果を高められるはずです。

【関連記事】CVRとは?ネット広告において最重要指標について理解する(https://jp.spideraf.com/media/articles/understanding-cvr-an-important-metric-in-online-advertising

まとめ

本記事では、SNS広告の種類や費用、媒体選びの着眼点などを解説しました。SNS広告は、正確なターゲティングができる上に、拡散により大きな効果が期待できます。

ですが、SNSの媒体によって特性が大きく異なるため、ターゲット層や目的などによって最適な媒体を選ぶ必要があります。

また、SNS広告の費用対効果を高めるテクニックも十分理解し、SNS広告の運用を成功させましょう。

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